前回の記事の続きです。グラフがすべてを語ってくれますね。
アジア太平洋の弱点は変化への対応スピードでしょうかね。
国際線には利用客がまだ戻っていないが、米国系エアラインの利用率は世界最上位にある。COVID-19前の8割程度にまで回復しているが、大部分は国内線によるものだ。ヨーロッパは5割程度にとどまっているが、一時の閑古鳥が鳴く状況からここまで回復してきた。両地区は今年夏の旅行シーズンでさらに拡大を示すと期待されている。
中東、ラテンアメリカも回復基調だが、ここ数カ月の回復は微増にとどまっている。
他方で中国やアジア太平洋地区の回復ぶりは症例の急増、渡航制限の再開で大打撃を受けている。それでも中国は唯一パンデミック前水準に復帰した国で、ここも国内路線の活況に助けられている。■
U.S., Europe Leading Utilization Recovery
July 22, 2021
https://aviationweek.com/air-transport/us-europe-leading-utilization-recovery
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