Qantas, JAL propose five-year joint venture to reboot tourism travel
By Greg Waldron23 December 2020
カンタスは日本航空とオーストラリア、ニュージーランド、日本を結ぶ路線で共同事業を立ち上げる。
両社はワンワールドアライアンスに加盟しており、「2021年7月」に共同事業を立ち上げたいとする。
Source: Qantas
コロナウィルスの流行でカンタスが運行中のワイドボディはA330のみとなっている。
共同発表で両社は国際旅客輸送が再開した直後の旅行需要の回復を支援するのが狙いとし、共同事業で日本と南半球を結ぶ便を強化する。
共同事業は5カ年の有効で両社はオーストラリア、ニュージーランド規制当局に申請ずみで、「6ヶ月以内」で回答を期待している。
共同事業でコードシェア便が増え、以遠地への接続も増える。さらに利用の多い顧客が恩恵を受ける。一番大事なのは両社で航空運賃、運行計画を調節できることだ。
「日本からオーストラリアへ2019年は50万人が訪れています。旅行需要が回復すれば、日本人旅行客の利便性を高めたい」とカンタスCEOアラン・ジョーンズが述べている。
Source: Japan Airlines
A Japan Airlines 787-8.
「共同事業でJALとの関係を更に強め、路線を増やし、乗り継ぎを便利にし利用頻度の高いお客様にはさらにメリットが増えます。また日本はオーストラリアの主要な貿易相手国ですので両社はさらにサービスの幅を広げられます」
JALの赤坂祐二社長は両社で日本とオーストラリアを結ぶ路線を半世紀以上運行している実績を強調している。
「カンタスとの共同事業でそれぞれの国内線への乗り継ぎをもっと便利にして選択の幅をひろめることで旅行需要を掘り起こし回復のペースを加速化したい」。■