台湾立法院がナショナルキャリア、チャイナエアラインズ中華航空の社名変更提案を承認し、ブランド再構築に道が開いた。
今回の提案は4月に立法院に提出され、「同社の国際認知度を強化」するべく台湾の名称を強調するよう求めながら、同社の運航権に影響が出ずかつ台湾の国益が損なわれることがないよう狙う。
出席議員64名全員が同提案に賛成し、交通部に実施を求める。立法院は具体的日程を示さず、社名変更を求めている。
チャイナエアラインズの社名変更問題は長く議論の種で、今回はコロナウィルス流行の中で脚光を浴びた。
スカイチーム加盟の同社は4月に世界各地に貨物便を送り、コロナウィルス対策支援で医療品を寄贈してきた。だが社名に「チャイナ」とあり混乱を巻き起こし、寄贈が中国からか台湾からなのかわかりにくくしてきたという。■
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