2019年7月8日月曜日

経営難のマレーシア航空再検索を巡る動き

Ex-AirAsia chairman eyes Malaysia Airlines turnaround 

元エアエイジア会長がマレーシア航空再建に意欲



08 JULY, 2019
 SOURCE: FLIGHT DASHBOARD
 BY: FIRDAUS HASHIM
 SINGAPORE
アエイジアグループ元会長パハミン・アブドゥル・ラジャブ以下ビジネスマン5名がマレーシアのマハティール・モハマド首相と7月3日に会見し自らの率いるナジャエアNajah Airを使うマレーシア航空の再建策を協議したといわれる。
マレーシア国内報道では訪問団はマハティールに検討を求めたという。改善策の効果は六ないし九ヶ月で現れるという。
ナジャエアの活用案では、マレーシア航空は引き続きプレミアムフルサービスキャリアとして残し、ターボプロップ機運用の子会社ファイヤフライを「超低運賃キャリア」に変えるという。
別のインタビューでアブドル・ラジャブは国営ファンド・ハザナ・ナシオナルからマレーシア航空社の49%株式取得を希望していると語っているが、マレーシア航空のみなのか親会社マレーシアエイビエーショングループ(MAG)まで手を広げるのかは不明だ。
Ex-AirAsia chairman eyes Malaysia Airlines turnaround  元エアエイジア会長がマレーシア航空再建に意欲示す 08 JULY, 2019 SOURCE: FLIGHT DASHBOARD BY: FIRDAUS HASHIM SINGAPORE https://www.flightglobal.com/news/articles/ex-airasia-chairman-eyes-malaysia-airlines-turnaroun-459507/
アエイジアグループ元会長パハミン・アブドゥル・ラジャブ以下ビジネスマン5名がマレーシアのマハティール・モハマド首相と7月3日に会見し自らの率いるナジャエアNajah Airを使うマレーシア航空の再建策を協議したといわれる。
  • マレーシア国内報道では訪問団はマハティールに検討を求めたという。改善策の効果は六ないし九ヶ月で現れるという。
  • ナジャエアの活用案では、マレーシア航空は引き続きプレミアムフルサービスキャリアとして残し、ターボプロップ機運用の子会社ファイヤフライを「超低運賃キャリア」に変えるという。
  • 別のインタビューでアブドル・ラジャブは国営ファンド・ハザナ・ナシオナルからマレーシア航空社の49%株式取得を希望していると語っているが、マレーシア航空のみなのか親会社マレーシアエイビエーショングループ(MAG)まで手を広げるのかは不明だ。
  • さらにいかなる雇用削減もおこなわないと首相に改めて保証し、ハザナの財政支援を求めると述べている。かわりにグループは経営支配権と政府の干渉排除を求める。
  • エアエイジアをトニー・フェルナンデスがパートナーのカマルディン・メラヌンとアジズ・バカーと同社をコングロマリットDRB-HICOMから2001年12月に買収してアブドル・ラジャブは会長の座についた。ただエアエイジアはナジャエアと無関係という。「フェルナンデスには話していない。今回の提案には同人は無関係だ。マレーシア航空再建に成功すれば逆に競争相手になる」とアブドゥル・ラジャブは新聞に語っている。
  • マレーシア航空再建策にはこれ以外の提案もあると言われ、同社自身も以前の五カ年復興案の継続を提案している。マレーシア航空はFlightGlobalに6月にMAGが独自再建案をハザナに2月提示しており、エアライン部門と非エアライン部門を合わせて対象にしていると述べていた。ハザナは今年第三四半期に決断する。
  • ハザナはFlightGlobalの照会に対してアブドゥル・ラジャブの首相会見についてコメントを返していない。首相は同ファンド会長も務めている。■


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