China’s ‘Big Three’ see full domestic traffic recovery in September
By Alfred Chua17 October 2020
Source: Airbus.
中国国際の9月国内利用は778万人で対前年比で1.3%増だった。
中国のエアライン大手三社はコロナウィルス流行後で初めて前年を上回る乗客数になった。
9月実績を発表した中国国際、中国南方、中国東方の各社で前年同期を上回る利用客が搭乗した。国内ASK、RPKともに対前年比増になった。国内路線はパンデミック前の状況に戻ったが、国際線需要は渡航制限のため依然として低水準だ。
「ビッグスリー」が間もなく発表する9月30日締めの四半期財務実績は赤字の見込みで黒字基調に戻る予測に反する結果になりそうだ。
9月だけ見ると中国国際は国内線で778万名を運び、対前年比1.3%増だった。今年8月からは7%増となった。路線網全体では782万名で8月比較では6.9%増だが年間では16.6%減に終わった。
スターアライアンス加盟の同社国内ASKは年率5.6%増で、8月比較で4.6%増だった。一方RPKは年率0.1%増、8月比較では9.2%増だった。
中国南方航空国内線は1110万名年率2.5%増とまずまずの実績で8月から8%増となった。路線網全体で1120万名を運び、年率12%減となった。国内ASKは年率6.6%増、8月比較は6.3%増だった。
中国東方航空の9月実績は国内路線890万名、年率1.2%増、8月比で5.1%増だったが路線全体では900万名で対前年比14%減に終わった。スカイチーム加盟の同社は国内ASKの年間伸び率がビッグスリーで最高の8.5%になった。前月からのASK増加は2.5%だった。同月のRPKは年間8.5%増、月間比較でASKは7.6%増加した。
9月の旅客実績は中国国内移動の順調な回復を示しているが、そもそも中国が今回のウィルスの発生地であり、当局は大量発生の事実が判明し移動制限を課してきた。
中国系エアライン各社は10月初めのゴールデンウィークに1300万名の輸送実績を記録し、運航便数はパンデミック前水準に近づいた。■
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