Credit: Airbus
カタールエアウェイズがエアバスA380の運行を再開する。A350機材の運行停止措置による輸送力不足を埋めるためだ。
同社では13機あるA350を8月初旬から定期運航から外している。同社によれば機体表面で見つかった問題のため。
A350の機体表面の塗装下で「加速的な劣化」が進んでいるとし、エアバスが解決策を提示するまで運航を停止したと同社は発表。
「当社はエアバス社に根本原因ならびに不可逆的解決策を期待し、当社並びに規制当局の不安を取り除いてからA350の納入を受け付ける」と同社CEOアクバル・アル=バカーが述べている。
カタールエアウェイズではパンデミック初期段階でA380の18機を飛行停止措置にしていた。燃料消費効率が劣る上、排出ガス問題では最悪の機材とアル=バカーが述べている。また、5機のみ運行再開し、残りは廃止するとの同CEO発言も2021年1月にあった。
ただし、A350で問題が発生したため同社は見直しを余儀なくされている。
「カタールエアウェイズではA350多数が飛行停止措置となったため、A380機材の一部を運行再開せざるを得なくなった」と同社は声明文を発表している。「あくまでも現在の機材不足を緩和するためであり、冬季運航計画で想定する需要増に応えるためでもある」
ただし、同社は詳細について説明を拒んでいる。■
Grounded Airbus A350s Force Qatar Airways Into U-Turn On A380s
Alan Dron September 30, 2021
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