Credit: Boeing
ボーイング民生機部門は4月に17機を納入し、737は4機と低調だったが、787が増加した。
737 MAXの納入がボーイングが目指すバランスシート改善のカギを握る。1-3月に58機を納入し、4月第一週で4機を引き渡したものの、電気系統で問題が見つかり新規納入が止まり、約90機が納入できないままになっている。ボーイングは就航中機体とあわせ駐機中およそ300機でこの問題の解決を急いでおり、製造中機材にも対応する。作業が完了しFAAが承認するまで、737MAXの納入は停止する。
ボーイング、FAAともに今後の見通しについてコメントしていない。
4月に787が9機納入されたのは同社には朗報だった。同機でボーイングが1-3月に2機を引き渡したのは3月末のことだった。引き渡しが低調になったのは2020年10月初めからで、製造後点検で見つかった生産工程での問題の修正作業のためだった。
4月引き渡し機材にはその他777Fが2機、767-300CF1機、KC-46が1機ある。
新規受注は25機で737 MAXが20機を占める。だが発注取り消しが17機で正味受注は8機になった。2021年の受注は累計307機で、取り消し他顧客の発注調整分を入れると77機の純増だ。■
April’s Boeing 787 Boost Not Enough To Offset 737 Delivery Halt
Sean Broderick May 11, 2021
0 件のコメント:
コメントを投稿