バーレイン王国のフラッグキャリア、ガルフ・エア、ヨルダンのロイヤルジョーダニアンエアラインズの2社が緊張状態の激化を受けイラク路線の運行を停止した。
このうちガルフ・エアはデイリーでバーレイン・ナジャフ線、バグダッドは週5便を運行していた。
「ガルフ・エアから乗客の皆様にお知らせします。バグダッド、ナジャフの両空港を離発着する全便は追って通告あるまで運行停止させていただきます。イラク国内の安全状況が理由です」と同社は1月3日通告した。「当社はイラクの安全状況を今後も注視し、乗客乗員の安全を最優先にします」
ロイヤルジョーダニアンはアンマン・バクダッド線を週18便運行するがはやり全便運行停止する。ただし、その他のイラク都市ナジャフ、イルビル、バスラへは通常通り運行する。
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Source: Royal Jordanian Airlines
Royal Jordanian cancels flights to Iraq

ドバイに本拠を置くエミレイツクウェイトエアウェイズカタールエアウェイズの三社もバクダッド初め中東各地を結んでいるがコメントを得られていない。
1月2日に米国がイランの軍事トップ、カセム・ソレイマニをバグダッド国際空港近郊で空爆により殺害し、一気に生きにあの政治的緊張が高まっている。米政府は自国国民にイラクから即時退去を勧めている。■