05 JUNE, 2019
SOURCE: FLIGHT DASHBOARD
BY: MAX KINGSLEY-JONES
SEOUL
https://www.flightglobal.com/news/articles/mitsubishi-finalising-deal-for-acquisition-of-crj-p-458714/
三菱重工業はボンバルディアからCRJ事業の取得を今月のパリ航空ショーで発表すると見られ、同社の狙いはグローバル規模での足固めのようだ。
同社は50-100席程度のCRJリージョナル機をめぐり交渉中であると認めつつ、決定事項ではないとし協議内容に触れていない。
FlightGlobalでは三菱重工は交渉の最終段階に来ておりパリ航空ショーで発表すると見ている。実現すればボンバルディアは民間航空機事業縮小に向かい、同社はビジネス機事業は残す。
三菱はMRJリージョナル機の製造に向かいつつあり、CRJのライバル機になる。ボンバルディアと三菱はCシリーズの型式証明とグローバル7000の産業秘密をめぐり紛糾中である。
三菱はボーイングにMRJのカスタマーサポートの委託契約を交わしている。有効期限10年間の同契約は2011年に合意形成したが等のボーイングは三菱のライバルであるエンブラエルと提携しており、関係者にはボンバルディアCRJ事業の譲渡で三菱重工は独自に世界規模のサポート体制構築が可能となるとの見方がある。■
コメント なるほどボーイングがエンブラエルを手に入れる中で現行契約の満了日までに独自の世界規模サポート体制を構築するのが三菱重工の狙いなのですね。しかしこれは肝心の販売機材がしっかりしてのことでしょう。CRJに大型規模をMRJは70に特化して棲み分けを図るのでしょうか。しかし、日カナダで事業を統括する能力が三菱重工に有るのか、ボンバルディアが手放す理由に赤字事業になっていることもあり普通の判断だと手を出しにくいはずなのですが。今後の推移が注目されますね。
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